さくらカードの沿革
さくらカードを発行する「さくらカード株式会社」は旧太陽神戸銀行および三井銀行が合併して、太陽神戸三井銀行となった1991年に、それぞれのクレジットカード会社(太陽神戸カード・三銀クレジット)を統合し、太陽神戸三井カードを経て現社名の「さくらカード株式会社」に変更されました。
「さくらカード株式会社」では現在でも社名ロゴや社章は旧さくら銀行の行章を使用しているようです。
太陽神戸銀行の前身のひとつである神戸銀行は株式会社ジェーシービーに大株主の一人として出資しており、現在も旧三井銀行持株分などをあわせた持株分で主要株主となっています。
このとき、2社併せてフランチャイズ会社としてUCカードとJCBカードを発行していました。
2001年に親会社のさくら銀行が住友銀行と合併して三井住友銀行となると、重複するクレジットカード事業を統合することになり、このうち、「さくらUC (VISA/Master) カード」事業を「さくらカード株式会社」は三井住友カードに移管しています。
旧住友銀行系の三井住友カードがVISAジャパンの元締めであるためか、圧倒的に三井住友カードが三井住友銀行のカード会社と言う雰囲気となっており、さくらカードは脇に追いやられている形になっています。